配達やろー

配達のバイトを始めたおっさんの日記。

大雪時の配達はアクシデントあり、臨機応変に対応

今月は大雪警報が何度か出ています。大雪警報の出ている時の除雪は、幹線道路を優先的に作業が行われます。

 

なので、小さな町内や、団地の除雪はどうしても後回しになりがちです。団地や、道路の狭い町内などは、除雪車が入れなかったり、雪捨て場のない場合も多く、さらに除雪作業がおくれてしまいます。

 

私の配達するエリアも、団地や道幅が狭く除雪が遅れる地区が何カ所もあります。

特に先週17日の大雪の際もそうでした。

 

そこで、配達方法やアクシデントに次のように対応しました。

 

配達順序

配達エリアに入る前に、遠巻きで除雪車の有無を確認します。見える範囲では2台の除雪車が作業中でした。

 A:1台はエリア内の1番最初の配達先付近で除雪中 ⇒ 迂回路困難!

 B:もう1台はエリア内の順番の後半以降付近で除雪中! ⇒ 迂回できそう!

Aの近くは除雪が済むまで先に進めない可能性があったので、迷わずBの近くから配達する事にしました。初めての特例パターンです。

 

結果的には、二十数軒のエリアを全て(通常の)逆回りの順番で配達する事になりました。

 

今回はこの逆回りの配達方法が吉と出ました。

 

立往生、スタック

積雪は30cm以上あり、バンパーの最低地上高よりも高いため、鉄道のラッセル車状態です。新雪をかき分けて走ります。新雪で雪質が柔らかく、車の推進力で雪が吹き飛んでいきます。

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しかし、配達先の家の前に車を停めると、発進できなずに立ち往生してしまいました。

車を降りて確認してみると、バンパーの前に雪の壁ができてます。この壁を取り除くか、壊さないと前進できない感じです。

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1mくらいバックして勢いをつけて発車

新雪で雪質が柔らかったためか、1mくらいバックして前進すれば意外と簡単に発信できました。

 

坂道バックで横滑り、のち、立ち往生

また、山の上にある家では坂道を上ったはいいが、帰りはバックで坂道を下る事になりました。いつもだと、別のルートから登って、帰りは前進で下って行く配達です。

 

下りながらカーブもあって、前進時のギアはLoギアで降りて行く配達先です。

しかし今回はバックギアで約100mを下山。カーブもしながら下山しているうちに輪達に取られ横滑りしたりして最後は車が止まってしまいました。カーブの所で、前進/バックをしてもがいていると、車体が斜めになってどんどんガードレールに近づいていきます。

 

もがけばもがくほど、状況は悪くなり、これ以上やるとガードレールにぶつかるところまで来てしまいました。

 

車を降りで状況を確認すると、軽トラの腹が雪に使えてしまって立ち往生しているようでした。

 

積んでいたスコップで車の腹の下、スノータイヤ周りを除雪

スコップで車体下の除雪とスノータイヤ周りの除雪をし、何とかガードレールからは離れる事ができ、脱出する事が出来ました。

 

20分くらいかかったでしょうか?写真を撮っている余裕もありませんでした。

 

 

配達は通常、夏2時間かかるところを、4時間近くかかりました。

作業終了はAM4:47

妙な達成感と充実感のある配達でした。

 

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